鳥栖-湘南 後半4分、相手の攻撃を阻止する鳥栖MF高橋義(左から2人目)=鳥栖市のベストアメニティスタジアム(撮影・山田宏一郎)

 JリーグのYBCルヴァン・カップ1次リーグ第4節は18日、鳥栖市のベストアメニティスタジアムなどで8試合があり、D組のサガン鳥栖は湘南ベルマーレと0-0で引き分けた。鳥栖は通算成績1分け3敗(勝ち点1)で4チーム中4位。

  第5節は5月9日にあり、鳥栖は午後8時からベストアメニティスタジアムでV・ファーレン長崎と対戦する。

今季初無失点「次につながる」

 13本のシュートを放ちながらネットを揺らせず悔しさが残る一方、確かな手応えを得た。鳥栖は体を張った守りを90分間貫き通し、湘南とスコアレスドロー。リーグ戦、ルヴァン杯合わせて12戦目にして今季初めてゼロで抑えた。15日の磐田戦に続き先発したDF高橋祐は「次につながる」と前を向いた。

 中2日でリーグ戦第9節・広島戦を控える中、加入後初出場となるGK高丘、FW伊藤らフレッシュなメンバーで臨んだ。前線から連動したプレスでボールを奪い、MF水野、MFアン・ヨンウの両サイドアタッカーを起点に前半は湘南を圧倒した。

 互いに走力を武器とするだけに、試合終盤は相手に攻め込まれる場面も目立った。それでもGK高丘が的確な判断でゴールを死守。最後まで集中力を切らさず、キャプテンマークを巻いたMF高橋義は「中の選手と息が合い、堂々と守ってくれた」と感謝した。

 「無失点でしのぐことで上昇気流に乗れる」-。ルヴァン杯3連敗の悔しさを胸に体を張り続け、鳥栖本来の泥臭さを見せつけた。1次リーグ敗退が決まったが、「次につながる戦いを見せてくれた」とフィッカデンティ監督。21日は無敗で首位を独走する広島を球際激しい守備で慌てさせたい。

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