社員向けに環境教育も行っているシグマ

ボランティアで柏岳で森林整備活動をするセリタ建設の社員ら=武雄市(同社提供)

 環境保全の取り組みを評価する「環境人づくり企業大賞2017」(環境省、環境人材育成コンソーシアム主催)で、県内から優秀賞にセリタ建設(武雄市、芹田正登志社長)、奨励賞にシグマ(佐賀市、香月信夫社長)が選ばれた。

柏岳の森林保全活動 セリタ建設(武雄市)

 4年連続入賞のセリタ建設は、2010年、森林整備事業を始めた。武雄市と柏岳(武雄市)の森林保全活動について協定を結び、伐採や集積、処理を行っている。

 環境学習のイベントも開催。ヒノキの間伐材と、市の特産品であるレモングラスを使ったアロマオイルを製造、販売するなど、6次産業化を進めている。

 また、全社員31人のうち7人が「エコ検定」に合格するなど、環境への意識向上を図っている。芹田章博専務は「今後も“環境企業ナンバーワン”を目指したい」と喜びを語った。

エコアクション実施 シグマ(佐賀市)

 建設業のシグマは2008年、環境関連の認証・登録制度「エコアクション21」を取得。毎年、数値目標を掲げ、達成に向けて取り組んでいる。昼休みの消灯、夏は30度までクーラーを入れない、車両の燃費チェックなど徹底的に行う。ガソリン使用量は10年間で2割削減できた。

 5年前、外資系の銀行が、都心のビルをLED化にする際、仕事を受注できたのも、環境への取り組みの評価が大きかった。香月社長は「環境保全に努めることは、ほかの会社との差別化を図り、企業の価値を高めることになる」と力強く語った。

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