8人で争った高校男子の部は、樺島楓(北陵)が前後半とも1オーバーでまとめ、初優勝を飾った。「我慢のゴルフだったが、強い選手がいる中で勝ててうれしい」と笑顔を見せた。
試合前に選手宣誓を務め、「いつもより気合が入っていた」と樺島。アウトスタートの前半は手堅く1オーバーでまとめた。後半は14番でOBをたたいたが、ロングホールの16番でイーグルを奪って息を吹き返した。
父の影響で小学1年からクラブを握った。続けるうちに競技にのめり込み、ほぼ毎日、佐賀市内の練習場で2~3時間の打ち込みを重ねる。さらなるレベルアップに向け、「アプローチやパターの質を高めていきたい」と意気込んだ。
■優勝者ひとこと
「ショット定まる」河野あずみ(高校女子の部)
ショットの方向性が定まり、スコアにつながった。小学生の時から出場してきた大会で初優勝できてうれしい。
「90点の出来」大川内一翔(中学男子の部)
90点の出来。ドライバーは思いきり打った。ゴルフ好きの祖父にいい姿を見せることができてよかった。
「勢いに乗れた」稲永恋雅(中学女子の部)
ショット、パターともに好調で、後半の連続バーディーで勢いに乗れた。スイングを変えた成果を出すことができた。