MF高橋義希

■試合終了まで衰えぬ脚

 豊富な運動量で鳥栖の中盤を支えたMF高橋義希選手。J1で最も走った“ミスターサガン”が、サポーターMVP投票で堂々の2位に入った。今季はアンカーに初挑戦。シーズン序盤はフィッカデンティ監督の目指す戦術を理解することに懸命だったが、指揮官の求める動きを体現できるようになると、徐々に持ち味を発揮した。

 第2ステージ開幕戦のFC東京戦。後半ロスタイムにボールを持つと、猛スピードで前線に駆け上がり、左足でFW豊田選手の決勝点をアシストした。また、追う展開だったホーム仙台戦では終盤にゴール前に顔を出し、今季初得点を決めた。衰えない脚力は試合終盤に輝きを放った。

 年間走行距離は34試合で400キロを超え、J1でトップ。高橋選手は「自分の特長が数字に表れてうれしい」と喜ぶ一方、「一番大事なときに走れないといけない。まだまだいけた」と浮かれることはない。今季は全試合フル出場はできておらず、記録はあくまでも通過点。さらに健脚に磨きを掛け、鳥栖を“心臓”として支え続ける。

このエントリーをはてなブックマークに追加