心と体の性が一致しない「性同一性障害」と診断された人たちに配慮して、国民健康保険(国保)の保険証に4月から、通称名を表記できるようにする基本方針を佐賀県がまとめた。国の通知を受けて具体化した措置で、病院の窓口で本名を直接示す機会を減らし、心理的負担を和らげる。