難病に指定されている潰瘍性大腸炎やクローン病など「炎症性腸疾患」(IBD)の患者会が、教職員向けのガイドブックを作成した。学校現場で病気への理解が深まらず、高校を退学せざるを得なかった子どもがいたためで、教室の座席位置への心配りに加え、トイレや保健室などの施設使用で必要な配慮を具体的に記述した。