佐賀県内のお土産を応援する「S―1アワード2025」のエントリー商品の体験会が5日、佐賀市のモラージュ佐賀で開かれた。地元の食材を使った菓子や食品、工芸品などが並び、家族連れが試食したり触れたりして投票の参考にした。
「S―1アワード」は地元のお土産の魅力を全国にアピールしようと、県と佐賀商工会議所が連携して昨年から始めた。今回は菓子や食品、飲料、雑貨など計133品がエントリーされ、このうち48品が体験会の会場に並んだ。
来場者は呼子のイカを使ったシューマイや料亭が作ったチーズケーキなどを試食した。米こうじピーマンみその味に「おいしい」と喜ぶ子どもの姿も。家族4人で訪れた佐賀市の安陪邦勇さん(41)は「お土産を人に渡す機会は多いが、自分で食べる機会がなかった。試してみて『おいしい』と思えるものをあげたい」と話した。
投票はウェブで7月31日まで受け付けている。抽選で50人に旅館の宿泊券や県産米などの景品が当たる。(円田浩二)