ジャズをベースに県内外で活躍する女性トリオ「GIRL TALK(ガールトーク)」によるライブが27日15時から、佐賀市松原のギャラリー喫茶室「蝙蝠(こうもり)」である。「サマーアフタヌーンライブ」と銘打ち、夏の午後を爽やかに過ごせる名曲を披露する。
九州では珍しい編成の女性トリオとして2022年に結成。ジャズを土台としつつ童謡や唱歌、歌謡曲など幅広いスタイルと繊細な表現力が持ち味で、24年にはミニアルバムを発表した。今回はジャズのスタンダードに加え、「浜辺の歌」「埠頭(ふとう)を渡る風」「さとうきび畑」などの名曲で夏の午後に涼風を吹かせる。
司会業やフードスタイリストなどマルチな活動で知られるボーカルの荒木眞衣子さん(嬉野市)は、包容力のある歌声が特長。バイオリンの尾崎めぐみさんは、多数のユニットで活躍し、放置竹林から生まれた「竹バイオリン」の奏者でもある。ピアノの鎌田明日香さんは、九州大在学中に即興演奏に目覚めて以後、福岡を拠点に演奏活動をしつつ音楽プロデュースも手がける。
チケットは3500円(喫茶オーダーが必要)。予約や問い合わせは会場、電話0952(24)9216へ。(志垣直哉)