鳥栖市は24日、セキュリティーカメラ国内トップシェアの「i-PRO」(東京都、中尾真人社長兼CEO)と進出協定を結んだ。9月で閉鎖するパナソニックコネクト佐賀工場(同市村田町)の施設を活用し、10月から中核工場として北米など世界各国から受注して高性能セキュリティーカメラを製造する。
締結式で、中尾社長は「工場を見たいお客さまやエンジニア、社員の研修など世界から人を呼べる会社、工場にしていきたい」とあいさつ。向門慶人市長は「鳥栖から世界中に製品を届けると聞いており、市としてうれしく、期待している」と述べた。