世の中には、私(わたし)たちが寝(ね)ている時間帯にお仕事をしている人がいます。実際(じっさい)にその現場(げんば)を見ることができる機会はなかなかないのではないでしょうか。
急に具合が悪くなったときに診(み)てくださる医師(いし)や看護師(かんごし)のように、24時間体制(たいせい)で働く人たちがいます。私たちがお昼の間に楽しく利用するテーマパークは、点検(てんけん)や修理(しゅうり)を行う整備士(せいびし)、安全で清潔(せいけつ)な環境(かんきょう)を保(たも)つ清掃(せいそう)員など、たくさんの方の支(ささ)えがあって成り立っています。表には見えづらい支えがあるからこそ、日頃(ひごろ)から安心してスムーズにサービスを利用できるのです。
仕事をしていると、やりがいやうれしいことだけでなく、大変だと感じることもあります。インタビューのページでは、その仕事の魅力(みりょく)や向いている人など、本音をのぞくことができます。
はっきりとした夢(ゆめ)を持っている人も、まだ将来(しょうらい)のことはイメージできていない人も、まずは、私たちの前に広がるたくさんの選択肢(せんたくし)について知ってみませんか?
(司書ネットワーク課 高取 美希)
ほかにもこんな本をおすすめ!
◆お仕事ノンフィクション自分がえらんだはたらき方 1
お仕事ノンフィクション編集部/編(岩崎書店)
◆ときめくニッポン職人図鑑
大牧圭吾/著(オークラ出版)
◆働く現場をみてみよう! 伝統を守り・伝える仕事
パーソルキャリア株式会社“はたらく”を考えるワークショップ推進チーム/監修(保育社)
■図書館へ行こう
紹介している県立図書館の本は、皆さんが住んでいる市や町の図書館からも借りることができます。本の世界に触れてみてください。問い合わせは県立図書館、電話0952(24)2900。