任期満了に伴う8月31日告示、9月7日投開票の多久市長選に、多久市議の香月正則氏(52)=4期、南多久町=が立候補する意向を固めたことが23日、分かった。近く正式に表明する見通し。
次期市長選を巡っては、現職の横尾俊彦氏(69)=7期、北多久町=が16日の市議会一般質問で8選を目指して出馬する考えを示しており、選挙戦になる公算となった。
香月氏は多久工業高(現・多久高)卒。1991年に市内の電機部品メーカーに入り、会社の労働組合委員長や連合佐賀多久小城地域協議会議長を務めた。2011年に市議に初当選し、現在4期目。議会運営委員会委員長や産業厚生委員会副委員長を経験した。
香月氏は取材に「交流人口の増加による地域活性化や、子育て環境の充実に力を入れていく」との考えを示した。(古川浩司)