7月の最終日曜に開催され、鳥栖の夏を彩ってきた「まつり鳥栖」が、今年は9月21日に開かれる。近年の猛暑を受け、「参加者も来場者も集まりやすいイベントにしよう」と試行的に日程を変更する。

 50年以上の歴史を持つ名物イベント。日中にパレードなどを行っていたが、猛暑の影響で来場者が減少傾向にあった。このため、商工会議所など各種団体でつくる実行委員会は昨年のイベント終了時から「時期を変えてやってみよう」と申し合わせていた。

 当日の状況や意見を集約し、来年以降の開催時期は改めて話し合う。関係者は「今後もイベントが継続しやすい実施方法を探りたい」としている。祭りの内容は例年通りの予定で、本通筋商店街周辺を歩行者天国にしてパレードや総踊りを行い、中央公園やフレスポ鳥栖でステージイベントを開く。(鳥栖支社・樋渡光憲)