企業が経営難で借入金を金融機関に返済できなかった場合などに肩代わりする「代位弁済」について、佐賀県信用保証協会が2024年度に行った件数は、前年度比14・5%増の158件、金額は同26・1%増の18億6963万円だった。新型コロナウイルス禍後に売り上げが戻ってきた企業があるものの、原材料費や人件費の高騰が利益を圧迫し、事業継続を断念する企業が増えている。
業種別で件数が最も多かったのは建設業の36件で、金額は3億4072万円。次に卸売業と小売業の計35件(計4億1643万円)、サービス業の31件(3億9707万円)、製造業の24件(3億4812万円)と続いた。