佐賀県は11日、佐賀市川副町小々森の市道が陥没し、その影響で国道444号を約1キロにわたって全面通行止めにしたと発表した。地中の金属管が腐食して破れ、アスファルト下の土砂が流出した。陥没による事故はなかった。県は「現時点で復旧時期は未定」としている。

 国道444号は県管理の片側1車線。県道路課によると、10日午後3時半ごろ、近隣住民から通報があり、国道に接続する市道で幅、深さともに約70センチの陥没を確認した。陥没部分を調べたところ、縦2メートル、横4メートル、深さ70センチの範囲で土砂が流出し、空洞になっていた。