スタッフのサポートを受けながら、マイ箸作りに取り組む子ども=佐賀市諸富町大中島

協力して木工作品を組み立てる親子=佐賀市諸富町大中島

 佐賀市諸富町で家具や雑貨を製造・販売している6社が主催するマルシェ「いわいのわ×職人たちの宝島」が8日、同町大中島で開かれた。多彩なジャンルの職人が県内外から出店し、多くの家族連れでにぎわった。

 メイン会場には、木工製品をはじめハンドメード雑貨やアクセサリーなど約60店が軒を連ねた。木製のスツールやラック、おもちゃ、マイ箸作りのワークショップでは、スタッフのアドバイスを受けながら熱心に取り組む親子の姿が見られた。

 クッションスツール作りに挑戦した長崎県佐世保市の北垣奏楽(そら)さん(13)は「ドライバーでねじをとめるのが難しかったけれど、楽しかった」と話し、出来栄えに満足していた。

 いわい家具の平田一成社長(50)は「子どもたちが、さまざまなジャンルのプロの仕事に興味を持つきっかけになれば」と期待した。(伊東貴子)