佐賀県では、6月10日夕方にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある。佐賀地方気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけている。

 気象台によると、梅雨前線は10日は九州北部地方に停滞し、11日はゆっくりと南下する見込み。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっている。

 このため、佐賀県では10日夕方にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもある。

 また、以下区間で冠水による全面通行止めが発生している。

・久間深浦線 嬉野市塩田町(牛間田新道交差点)~嬉野市塩田町(市道との交差点) L=0.7km
・国道 498 号 武雄市橘町(楢崎交差点)~武雄市橘町(鳴瀬橋東交差点)L=4.0km
・武雄白石線 武雄市永島町(保養村入口交差点)~武雄市橘町(橘駐在所前交差点) L=1.5km