無施錠の自転車に「盗難追跡対象車」のタグを取り付ける警察官=佐賀市の佐賀大本庄キャンパス

 6月9日の「県民ロックの日」を前に、自転車の施錠を呼びかけるキャンペーンが佐賀県内で行われた。高校生や大学生らが啓発チラシなどを配り、自転車の酒気帯び運転などに罰則を設けた改正道交法も周知した。

 

 佐賀市の佐賀大本庄キャンパスでは6日、同大の学生や佐賀南署員、佐賀市職員ら約30人が啓発グッズ約200セットを配った。

 駐輪場では、無施錠の自転車に「盗難追跡対象車」と書かれたタグとワイヤ錠を取り付けて、注意を促した。活動に参加した経済学部1年の三島康大さんは「自転車は学生にとって、なくてはならない移動手段。盗難に遭わないよう『こまめに二重ロック』を心がけ、しっかり管理したい」と話した。

 昨年11月に施行された改正道交法の啓発にも取り組んだ。酒気帯び運転の危険性を実感してもらおうと“酔い始め”“ほろ酔い”“酩酊”の時の視覚や平衡感覚を疑似体験できるゴーグルの試着もあった。

 同署の重松俊和生活安全課長は「施錠は自分でできる最初の防犯策。鍵を確実にかけることで盗難被害を大幅に減らせることを、広く呼びかけていきたい」と力を込めた。(伊東貴子)