児童福祉施設「乳児院みどり園」の職員殺傷事件を受け、佐賀県は県内の児童福祉施設などに職員の安全確保について通知した。2日付。危害発生のリスクを十分に認識し、改めて安全計画の点検や見直し、定期的な訓練などを求めた。
県男女参画こども局長名で通知した。関係者の全てが、こうした事件発生のリスクがあることを踏まえ「再発防止に向けて十分な備えをしておくことの重要性を改めて認識した」とし、留意する項目を示した。
不審者だけでなく保護者についても、面会を希望して強引に来所したり職員に暴行を加えたりするケースでは、防犯マニュアルの対象者と捉えて対応するよう要請した。警察や県こども家庭課、児童相談所に対し直ちに通報することなども示した。各施設で心身に不調を訴える職員や児童がいる場合には、専門職員がメンタルケア(面談など)を実施するとしている。(中島幸毅)
