唐津市は2日、曳山(ひきやま)展示場と一体的な整備で現地建て替え中の「新唐津市民会館(仮称)」について、2026年3月の完成としていた工期を1年延長すると市議会に報告した。昨年9月に着工したが、地下に埋設されていたコンクリート殻の撤去などで、工期が遅れているという。
市議会全員協議会で説明した。延長理由として(1)昨秋の杭工事の試験掘りで、旧市民会館以前の建物とみられる構造物が見つかった(2)市内のコンクリートの供給量確保が困難(3)変圧器と空調機器の法改正による新基準への対応-の3点を挙げた。