夏の参院選佐賀選挙区(改選数1)に、政治団体「NHKから国民を守る党」の公認で立候補を表明した新人のシステムエンジニア松尾芳治氏(46)=福岡市=が23日、県庁で会見した。松尾氏は「佐賀の皆さんの代理として働きたい」と意欲を示した。
松尾氏は、15年前に結婚を機に唐津市へ移住。「佐賀県の良さを全国にアピールしたい」と決意を述べた。消費税廃止を見据えた「減税」と「食料安全保障」を軸に訴える。
フリーランスのシステムエンジニアで、会社代表を務めた経験もある。昨年7月の東京都知事選にもNHK党から出馬した。
佐賀選挙区には、自民党現職の山下雄平氏(45)=唐津市、前佐賀市議で立憲民主党新人の富永明美氏(51)=佐賀市、参政党新人の会社役員重松貴美氏(36)=鳥栖市=が立候補を表明している。(上田遊知)