嬉野市塩田町の塩田宿で25日、骨董(こっとう)品などの露店が並ぶ「塩田津蚤(のみ)の市」が開かれる。伝統芸「バナナのたたき売り」の実演もあり、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された街並みでノスタルジックな雰囲気を楽しめる。午前9時から午後4時まで。
骨董品、古着、子ども縁日、飲食店など県内外の約40店が出店する。メダカや飼育道具の販売、メダカすくいの店も出る。バナナのたたき売りは随時開催する。
2階建てで赤いボンネット型の「ロンドンバス」も来場。実際に英国で走っていたというバスが午前10時から1時間に一本、塩田町内を巡る。乗車無料。
蚤の市は1月に1回目を実施し、年内にもう一度開く。実行委員会の担当者は「塩田津を盛り上げるために始めたイベント。ずっと親しまれるものにしたい」と話す。問い合わせは実行委事務局、電話092(984)7800。(矢野耕平)