豪雨災害を想定した武雄、白石、鹿島署と武雄消防署の合同訓練が22日、白石町の白石遊水池公園であった。33人が連携し、川で孤立した6人を救出した。
合同訓練は毎年、場所や想定を変えて実施している。今年は増水した川で2人がおぼれ、4人が川岸に残されているという設定で行った。ドローンで現場の状況を確認し、水上バイクとゴムボートを使って6人を救助した。
訓練を視察した大坪光(あきら)・武雄警察署長は迅速、的確に行動できたと評価し、「とても有意義な訓練になった。ただ、災害は誰が対応するか分からない。今日参加していない署員も含めて継続的な訓練を」と呼びかけた。(小野靖久)