台湾で民主進歩党(民進党)の頼清徳総統の就任から1年となった。中国は頼氏を「独立派」と批判して武力威嚇を繰り返す。外交面では台湾にとり最重要の米国のトランプ政権が台湾に露骨な不満を示し始め、立法院(国会に相当)では野党との対立が激化している。頼政権を取り巻く内外の環境は厳しい。