佐賀県は23日に実施する政府への政策提案に、スポーツ庁や自衛隊体育学校の県内移転を盛り込んだ。スポーツ文化の裾野拡大を目指す「SAGAスポーツミラミッド(SSP)構想」を推進する県への移転により、「相乗効果が見込める」とする。国が2026年度の設置を目指す防災庁の地方拠点誘致も提案する。

 スポーツ庁は東京・霞が関に立地する。県はSSP構想を推進し、「する、観る、支える」などさまざまなスタイルでスポーツに関わる地域づくりに挑戦していることを踏まえ、国内のスポーツ界をリードするスポーツ庁の移転で「スポーツの力、価値を最大限に生かす政策を創造すること」を提案する。