松尾文雄教育長(右)に寄付金を贈った森聡子会長=武雄市役所

 国際ソロプチミスト佐賀フレンズ(森聡子会長)は12日、児童の健全育成を目的とした寄付金10万円を武雄市に贈った。森会長をはじめ役員4人が市役所を訪れ、松尾文雄教育長に目録を手渡した。

 認証25周年の記念事業として実施した。森会長は「女性や子どもたちを支援する団体として、武雄の子どものために有効に活用してほしい」と伝えた。松尾教育長は「市の教育を理解し、支援いただくものと受け止めた」と謝辞を述べた。

 管内の他の自治体にも寄付しており、4月末までに鹿島市に学校給食の食材費の一部として、嬉野市には熱中症対策の備品購入費として各10万円を贈った。

 森会長は「地域で頑張っている女性を毎年表彰してきた。今回は25年の節目ということもあり、子どもを取り巻く環境を特に重視した」と趣旨を説明した。(澤登滋)