佐賀県の山口祥義知事は14日、春秋グループ会長の王正華(おうせいか)氏(81)に県政功労者として表彰状を贈った。佐賀空港初の国際線・上海便の就航に尽力し、新型コロナウイルス禍も乗り越えて空港発展に尽力した貢献をたたえた。PR活動を通し、中国の観光客を呼び込んだとして「佐賀と中国の友好の架け橋になっていただいた」と感謝を伝えた。

 上海線は2012年1月に就航。徐々に軌道に乗り、19年度には約5万5千人が利用した。コロナ禍で20年に一時運休したが、23年から運航を再開した。