唐津市厳木町出身のシンガー・ソングライターLUA(ルア)さんが14日、12作目のデジタルシングル「ごめんね、僕、ゆうれいだから」をリリースした。さわやかで楽しげなシティーポップに切ない歌詞を乗せ、ポジティブなメッセージを送っている。
楽曲にはギターで細かなカッティングや長尺のソロパートをちりばめ、ギタリストとしての横顔も見せる。絢香の「三日月」などを手がけた鈴木Daichi秀行さんが、デモ音源の魅力を生かしつつはなやかなアレンジを加え、第一線で活躍するサウンドプロデューサーの腕を見せる。YouTubeでは、本作のリリックビデオを公開している。
歌詞は大切な存在を残して幽霊になった人物が主人公。LUAさんは「逆説的に『だからこそ隣にいる人と過ごす今を大切にしよう』という前向きなメッセージを込めた」と話し、「軽やかで爽快感あふれる曲なので、心躍る初夏にぜひ聴いてほしい」と呼びかけていた。(花木芙美)