大雨予想時に池の水を落とす「事前放流施設」を備える焼(やき)米(ごめ)ため池(武雄市北方町志久)の治水利用について、池を所有する白石土地改良区と武雄市が2日、施設の管理や運用に関する協定を結んだ。最大20万立方メートルの治水利用容量(落水量)を状況に応じて増やすことを盛り込んだ。

 事前放流施設整備は、2019年の佐賀豪雨と21年の記録的大雨で周辺が甚大な浸水被害に見舞われたことを受け、利水権を持つ土地改良区が落水による治水利用を承諾し、23年6月に完成した。

 今回、南側約300メートルにある志久排水機場に排水を遠隔操作できる装置が完成したことで協定を結んだ。