鳥栖の執念が勝利をたぐり寄せた。後半、山形の絶え間ない反撃に集中力を切らさず、2-1で逃げ切り。全員でつかんだ勝ち点3だった。

 前節の山口戦は後半に精神面のもろさを露呈し、わずか5分間で2失点を喫した。この日、2点リードして迎えた後半。相手に押し込まれる時間が長く続き、45分には1点を返されたが、ここから前節との違いを見せた。その後も続く山形の猛攻に必死に食らいつくと、誰一人勝利を諦めず、必死に脚を動かし続けた。