SAGA久光―NEC川崎 第2セット、SAGA久光の深澤めぐみがスパイクを決め、21―21と同点に追いつく=川崎市

 バレーボール・大同生命SVリーグ女子のSAGA久光スプリングスは25日、神奈川県の川崎市とどろきアリーナでNECレッドロケッツ川崎とチャンピオンシップ(CS)準決勝第1戦を戦い、1―3で敗れた。

 SAGA久光は第1セット序盤、相手のミスで先行したが、すぐに4連続失点で追いつかれた。その後はリードを許す展開になり、深澤めぐみや吉武美佳の得点で粘ったが、20―25で落とした。

 第2セットは深澤、サステファニー・サムディを軸に得点を重ねた。一時は相手の反撃に遭って20―21と逆転されたが、最後はジュースまでもつれた接戦を荒木彩花のブロックで仕留め、26―24で奪い返した。

 一進一退となった第3セットは12―13から4連続失点を喫した。長岡望悠の得点などで粘ったが、相手に傾いた流れを引き戻せず、17―25で落とした。後がない第4セットは中盤までリードしたものの、勝負どころで相手の攻撃を止めきれず、22―25で振り切られた。

 SAGA久光-NEC川崎の準決勝第2戦は、26日午後4時5分から同会場である。(小部亮介)