武雄市の武雄温泉駅南口駅前広場で19日、「武雄蚤(のみ)の市」が開かれた。県内外からアンティーク雑貨や古着、古道具、焼き菓子など27店が参加し、掘り出し物を求めて多くの人でにぎわった。
同駅構内にある武雄旅書店が運営し、4回目。出店者は交流サイト(SNS)などで事前に情報を発信しており、常連客が訪れ久々の再会に喜びの声が上がっていた。
熊本市で焼き菓子の店「Lyiine(リーネ)」を営む芹川恵美子さん(48)は娘の莉聖(りせ)さん(10)と3回目の参加。「ちょうどいい広さの会場なので、お客さんとの会話も弾む。武雄の知り合いも増えたので毎回楽しみにしている」と笑顔を見せた。
駅前広場でのイベントは武雄旅書店を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、市観光協会から委託を受けて開催している。次回は5月17、18日にパンとスイーツの店が集まるイベントを実施する。(澤登滋)