サッカー・J2サガン鳥栖の運営会社サガン・ドリームス(鳥栖市、小柳智之社長)は19日、2024年度決算(24年2月~25年1月)を発表し、前期までで1億5864万円だったクラブの債務超過を5期ぶりに解消したと明らかにした。当期純利益は前期比46・6%増の1億8704万円で、3期連続で1億円超えの黒字となった。

 債務超過はJリーグクラブライセンス交付の判定に影響する項目の一つ。鳥栖はこれまで、株主による増資などで回避してきたが、20年度決算(20年2月~21年1月)で約6億9千万円の債務超過に陥っていた。