ベテランの活躍が光った。入団11年目の酒井翔一朗が攻守で勝利に貢献。リーグ通算400得点も達成し、終始、力強い動きでチームを鼓舞した。

 相手との接触が多いハンドボールで、酒井が担う「ポスト」のポジションには特に強靱(きょうじん)さが求められる。188センチ、105キロの巨体を生かしてコートの中央に構えるが、守備では周りとの連係に特に注意を払う。