食で地域を活気づける「かんざき神幸食(かみさちしょく)フェスタ」が19日、神埼市の長崎街道門前広場で始まった。出店やキッチンカーがずらりと並び、ステージではダンスや演奏が披露された。20日まで。
飲食店を盛り上げ、まちににぎわいを創出しようと2018年から開催し、今年で7回目。神埼市を中心にたこ焼きやピザなど24店が軒を連ねた。ステージでは神埼高吹奏楽部などが演奏を披露し、初参加のよさこい3チームは力強い演舞で会場を盛り上げた。
昨年は雨で客足が遠のいたが、19日は最高気温27・1度の好天で多くの人が訪れた。佐賀市の小山寛貴さん(30)はアイスクリームを手に「初めて来たが、結構にぎわっている。息子2人も楽しそう」と喜んだ。友達と来た仲子聖捺さん=脊振中1年=は「おいしいものがたくさん食べられてうれしい。来年も来たい」と話した。
池田俊久実行委員長は「多くの人に来てもらい、物価や人件費の高騰で苦しむ飲食店のはげみになれば」と期待する。20日は午前11時~午後7時まで。三線(さんしん)や地元バンドの演奏、ハレルンジャーのヒーローショーなどがある。(上田遊知)