内装工事業の「大林総建」(鳥栖市、大林礼貴代表)が3月31日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。負債額は約8千万円の見込み。

 2008年に創業し、23年に法人改組した。戸建て住宅や事務所などの外壁の塗り替えや補修、クロスや床の張り替えなどの内装工事のほか、水回りのリフォーム、外構工事などを手がけた。法人初年度の23年9月期の売上高は約3500万円だったが、外注利用のため利益率が低く、初年度から赤字となっていた。24年9月期も好転せず、今後の見通しが立たず、事業を停止した。(帝国データバンク久留米支店調べ)