夢を持つことや努力の大切さを5、6年生に語る高橋義希さん=神埼市の西郷小

子どもたちとサッカーで交流する高橋さん(中央)

 サガン・ドリームスの高橋義希SRO(サガン・リレーションズ・オフィサー)が16日、神埼市の西郷小で講演した。夢を持つことや努力の大切さについて話し、「努力が成長につながり、成長の先に成功がある」と児童に語りかけた。

 高橋さんは、人見知りで負けず嫌いだったという小学生時代のエピソードを紹介した。野球からサッカーに転向したが、プロサッカー選手を志す高校3年まで具体的な夢を持っていなかったことを明かし、「遅くても、夢や目標に向かって努力すると普段の何倍も成長できる」と助言した。

 5、6年生57人が講演を聴いた。6年の阿部千紘さんは「努力を続けたら目標に届くと知った。いろんなことに挑戦して自分の夢を決めたい」と意欲を語った。

 高橋さんはサガン鳥栖のマスコットキャラクター・ウィントスと一緒に、朝のあいさつ運動やサッカーで子どもたちと交流した。(上田遊知)