Q 佐賀弁で「ヌタ」って何のこと?
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A みそに、酢またはみりんなどを加えて、すって練ったものを「ヌタ」という。
佐賀では、みそをすり鉢ですって、砂糖やゴマ(炒(い)ってよくすったもの)を加えたものを「ヌタ」といい、これに酢を加えたものは「スミソ」という。
また、前の「スリミソ」に砂糖を加えたら、これを「サトーヌタ」という人もあるから、「ヌタ」は「スリミソ」のことだと思って間違いはないようである。
ただし、「ヌタ」は「沼田」が語源であるらしい。「沼田」を「ヌタ」と呼ぶ例が、『散木集』の夏に「をくろ崎ヌタの蓴菜(ヌナハ)ふみしだき日も夕ましに蛙鳴くなり」と見える。
また、佐賀でも「汚れ」の比喩に「ヌタンゴト」と使う。
■出典:志津田藤四郎著「佐賀の方言」(佐賀新聞社刊)
