武雄、嬉野両市を拠点に、野球の独立リーグ「九州アジアリーグ」に参戦する「佐賀アジアドリームズ」の2025年シーズン体制発表会が23日、嬉野温泉駅前のイベント会場であった。参戦2年目は監督、コーチ含め9カ国32人の体制で臨み、昨年果たせなかった公式戦での初勝利を目指す。
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福原佑二代表は「球団名をアジアドリームズに改め、それぞれがレベルアップして新シーズンに臨む。ジャパンドリームを夢見て集まった選手たちと勝利をつかみ、支えてくれる武雄と嬉野のファンに笑顔を届けたい」と決意を述べた。
応援に駆けつけた武雄市の小松政市長と、嬉野市の村上大祐市長も「市民球団として全市民で応援する」「勝つことで地域全体を盛り上げてほしい」と熱いエールを送った。
リニューアルしたユニホームも披露され、ホームは「青」、ビジターは「赤」を基調とした。青は日本とアジア各国を結ぶ海の色を、赤は各選手の母国の太陽をイメージしている。今季も指揮を執る香月良仁監督は「選手に力を与えるために、ぜひ球場に足を運んでほしい」と呼びかけた。
開幕戦は3月29~31日、武雄市東川登町のひぜしんスタジアムで、宮崎サンシャインズを迎えて行う。(澤登滋)