ゴールするふるさと応援ランナーの飛松誠=SAGAスタジアム

 今大会から新設された「ふるさと応援ランナー」として、佐賀県にゆかりのある5人がフルマラソンに出場した。女子は、佐賀市出身の大久保菜々(メモリード)と吉冨博子(同)が1、2位でレースをけん引。戸上電機製作所の飛松誠監督も3時間50分37秒で完走した。

 佐賀市出身でランニング系ユーチューバーの山田泰生(まるお製作所)と8位入賞した兄の祐生(ランニング食堂)は、昨年11月から約30回の練習会を開催。延べ150人に走り方を伝授した。 「教え子」たちの力走を見守った泰生は「練習会を経て、さが桜マラソンを一層楽しめた」と目を細めた。(小島発樹)