森友学園に関する財務省の決裁文書改ざん問題を巡り、政府が開示対象とする電子データはファイル数で数万件に上ることが、21日分かった。政府は、開示対象となる書類が他に紙で17万ページ以上あるとしており、膨大な開示量となる可能性がある。21日の参院予算委員会で財務省幹部が明らかにした。
財務省の窪田修理財局長は電子データの中身について「複数のページがあるものや添付のファイルが付いているものもある」と述べた。
政府は4月上旬をめどに、森友学園との交渉に関する内部記録など2千ページを超える文書を開示する予定。その後も段階的に関連文書を開示する。