イカを使った水餃子の「唐津ぎょうざ」

 唐津市呉服町の「五福の縁結び通り」に2024年7月オープンした餃子バー唐津ごずこん。京都祇園で20年以上愛される和洋割烹「祇園ごずこん」の餃子に唐津ならではの食材を取り入れており、佐賀の地酒やワインとのマリアージュを堪能できる。

 「錦ぎょうざ」(6個550円)はぎゅっと詰まった肉感が特徴。唐津店限定の「唐津ぎょうざ」(5個770円)は一口サイズのイカを使った海鮮風味の薄皮水餃子で、イカスミを使った特製のたれが口の中でマッチする。

 慶応元(1865)年創業の箔メーカー「村田金箔」の村田志郎社長(57)は、母の出身地が唐津というルーツを持つ。上品な料理を唐津焼の器に盛り付け、同店の担当者は「唐津の文化や歴史、人との出会いを楽しんでいただき、地元の人にも愛されるお店づくりをしてきたい」としている。

 住所は唐津市呉服町1812。営業は18~23時半。月、火、水曜休み。電話0955(58)7039。(松岡蒼大)

餃子バー唐津ごずこんのインスタグラム