映画「ら・かんぱねら」でのノリ漁師を演じた伊原剛志さんの一場面

券売機の横でサポートする「支援する会」のメンバー=佐賀市のイオンシネマ佐賀大和

 上映中の佐賀県を舞台にした映画「ら・かんぱねら」の入場者数が1万5千人を突破した。上映館の佐賀市のイオンシネマ佐賀大和では、上映期間が27日まで再び延長される。

 現在も満員になる回が多く、劇場の券売機には長い列もできている。券売機の横で同作品の「支援する会」のメンバーが、購入者の操作を手伝う姿も見られる。支援する会はオンラインチケットなどでの早めの購入を呼びかけている。

 映画は52歳でピアノを始めてリストの難曲「ラ・カンパネラ」を習得した佐賀市川副町のノリ漁師・徳永義昭さん(64)がモデル。俳優の伊原剛志さんや南果歩さんらが出演する。1月末に上映が始まった。

 上映期間は1週間ごとに更新され、随時発表される。(坂本有佐)