都市型のスポーツ「アーバンスポーツ」の魅力に触れる「URBAN SPORTS CAMP in SAGA」が16日、佐賀市のSAGAアリーナ前であった。子どもから大人まで、幅広い世代の参加者が、スケートボードと、“究極の鬼ごっこスポーツ”「パルオニ」の体験を楽しんだ。
スケートボード体験会には31人が参加した。初挑戦した子どもたちは足の乗せ方や目線の位置などを教わり、基本の動きを何度も繰り返していた。スケートボード男子世界ランキング2位の根附(ねつけ)海龍(かいり)選手はパフォーマンスを披露した。
「鬼ごっこ」とさまざまな障害物を跳び越える「パルクール」を組み合わせたスポーツ「パルオニ」の体験では、延べ約200人が20秒間の真剣勝負に挑んだ。川上小2年の田久保心結(こゆり)さんと同小1年の田久保旭希(あさき)さんは対戦後、「楽しかった」と笑顔。バスケットボールが大好きな旭希さんは「(これからも)いろんなスポーツをやってみたい」と目を輝かせた。
アーバンスポーツは、BMXやブレイクダンス(ブレイキン)など、まちなかの小スペースでも可能な都市型スポーツ。SAGAサンライズパークを管理運営する「SAGAサンシャインフォレスト」が、「多様なスポーツへの興味を持ってもらいたい」と開いた。(川﨑久美子)