1月末の西唐津中3年生の教室。机には「3・11を大切な人を想(おも)う日に」と呼びかける昨年3月11日付の岩手日報の広告紙面が広がっていた。母親にかけた心ない一言が最後の言葉になった、という東日本大震災の被災者の後悔がつづられていた。