教室の端っこに透過して写る自身の姿や、待機部屋で1人で食事を取る姿…。医療的ケア児の母親で、自身を被写体とする山本美里さんの写真展「透明人間」を取材した。子どもへの愛情を感じつつ、“透明人間”のように、ケアのために学校へ付き添う自身のくすぶる思いが表現されていた。