佐賀県弁護士会は14日午後2時から、佐賀市のアバンセで子どもの権利に関するシンポジウムを開く。「ヤングケアラー ~子どもたちの見えないSOS~」と題し、大人に代わって日常的に家事や家族の世話を担う「ヤングケアラー」の支援の在り方などを考える。参加無料。
シンポジウムには、当事者などへの取材に基づいた漫画「私だけ年を取っているみたいだ。ヤングケアラーの再生日記」の著者水谷緑さんを招く。県弁護士会の子どもの権利委員会所属の弁護士が対談を通じ、ヤングケアラーの実態について考える。佐賀市こども家庭課による支援の取り組みの報告もある。
当日は午後1時半から受け付けで定員150人。問い合わせは県弁護士会、電話0952(24)3411。(中島幸毅)