警備業の「TOP-K」(佐賀市大和町、笠原良彦代表)は、佐賀地裁から破産手続き開始決定を受けた。2月19日付。負債総額は債権者数58人に対して約8千万円を見込む。

 2012年3月設立。佐賀市内の建設会社を主な顧客に工事現場の交通誘導など請け負っていたが、人員確保が難しく、受注単価の引き上げも容易ではなかったことから赤字決算が続き、債務超過にあった。また社長の体調不良も重なり、1月末で事業を停止していた。(東京商工リサーチ佐賀支店、帝国データバンク佐賀支店調べ)