佐賀県立高校の一般選抜試験(入試)は5日、社会と数学の試験と面接が実施され、2日間の日程が終了した。会場から出てきた受験生らは、緊張感から解放されて安堵(あんど)の表情を浮かべ、友人らと談笑する姿もみられた。
佐賀市の佐賀西高では、筆記試験や面接を終えた受験生が次々と出てきた。川副中3年の副島千加子さんは「試験は緊張したが終わって安心した。苦手な数学が難しくて自信ないが、全力を尽くした」と話した。
2日目は、全日制4546人、定時制53人が受験、進路変更や体調不良を理由に全日制で50人が欠席した。5日時点での実質倍率は全日制が1・01倍、定時制が0・19倍。
12日午前9時に各校と各校のホームページで合格者を発表する。受験できなかった人を対象にした追検査は10日に予定しており、6日までに各志望校に申請する。(坂本有佐)