長女のお宮参りで訪れた夫婦と記念撮影する参加者=鹿島市の祐徳稲荷神社

白壁の建物が並ぶ酒蔵通りを漫画「銀魂」のキャラになりきり歩く参加者=鹿島市

Vチューバーのコスプレでポーズを決める参加者=鹿島市民文化ホールサクラス

 国内有数のコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」が1日、鹿島市内で開かれた。アニメやゲームのキャラクターになりきった約400人のコスプレーヤーが全国から集まり、祐徳稲荷神社や肥前浜宿酒蔵通りなどで写真撮影を楽しんだ。

 同イベントを各地で開催する「ハコスタ」(本社・大阪市)が鹿島市と協力し、歴史的な町並みや自然など同市の魅力的なロケーションを全国の若者にアピールしようと開いた。

 参加者の多くは10~20代で、市民文化ホールサクラスから市内各地の撮影スポットへ。祐徳稲荷神社の境内で人気ゲーム「原神」のキャラクターにふんした愛媛県の女性(22)は「神社での撮影会は珍しい。コスプレを披露できてうれしい」とポーズを決め、参拝客や外国人観光客との撮影に応じた。長女の生後1カ月のお宮参りに訪れた嬉野市の20代の夫婦は「最初はびっくりしたが、いい記念になる」とカメラに収まった。

 酒蔵通りでは、福岡県から訪れた20代の4人組がメークや衣装で人気漫画「銀魂」の登場人物になりきった。白壁土蔵の町並みをバックに撮影し「銀魂の時代背景は江戸時代なので雰囲気がぴったり」。観光案内所「継場(つぎば)」の中でも撮影でき「こんな機会はめったにない」と満足そうだった。

 撮影会場となったのは道の駅鹿島や誕生院、JR肥前浜駅などを含めて8カ所。市広報企画課の小山龍司さん(29)は「若い世代にまちの魅力をアピールする良い機会になった」と話した。(市原康史)