古布を裂いて織り直す「裂き織り」の作品展が、佐賀市の佐賀新聞社ギャラリーで開かれている。福岡県糸島市で工房を主宰する寒河江(さがえ)信子さんと生徒が手がけた約190点が並ぶ。5日まで。
裂き織りは元の布地からは想像できない不規則な模様や温かい風合いが魅力。作品展ではバッグやラグ、スリッパなど日常を彩る作品を展示、販売する。青森県で「南部裂織」を学んだ寒河江さんは「作品には作り手の個性が表れていて、同じ物が二つとない」と魅力を語る。
午前10時~午後5時半(最終日は同4時まで)。観覧無料。(丸山美陽)